カンペ

カンペ。カンニングペーパーの略だ。

テレビ放送の生放送進行上、欠かせないのがカンペである。本来、番組の時間調整をフロアディレクター等が、タレント・コンメテーターに影で紙に書いて見せるという代物だ。しかし、最近では、第一義の意味を履き違えて、覚えの悪いタレント・コンメテーターのまさにカンニングペーパーと化している。

本人の見栄で、いかにもアドリブで話しているかのような高名なものまである。その代表例はCXの朝8時のコンメテーターである。彼の前にはあらゆる方向にカンペが用意してある。どこを向いてもカンペだ。僕は思う。堂々と手持ちで文面を読めば良いと、その方が、天声人語的で説得力がある。
プロならば、それを暗記して出演するべきである。

また、他のカンペの神様は、往年のフォーク歌手である。彼らは堂々と歌詞カードを譜面台に乗せ演じている。プロでしょう。それぐらい覚えなさい。誠に情けない。

かつて、アメリカの音楽番組がNHKで放送されていた。それは、ジュール・ホーランドというミュージシャンが司会を担当する音楽番組。毎回多彩なゲストで楽しんでいた。そのバックバンドがデビッドサンボーンというサックス奏者のバンド。drumオマハキム/guitarハイラムブロック/bassマーカスミラー/keyboardエリックセラというメンバーが中心である。それぞれオリジナルアルバムを出している面々だ。彼らは一度も譜面を見ることなくゲストミュージシャンの伴奏をこなしていた。誠にプロ意識が強い。それでいて、完璧な演奏なのだ。
これは、YouTubeで見ることができる。

これぞプロ。

また本来、才能という意味のタレント。その冠をいただいた芸能人をタレントと呼ぶ。あまりにもプロ意識がないアマチュアレベルの人達でテレビ・映画業界を闊歩している。失敗しても後の特番で使われるのでいくら間違えても平気なのであろう。
カンペに始まり、タレントの悪口ばかりであった。芸能界タレントの皆様、申し訳ございません。

これぞプロ。と言われるタレント達の登場を期待する。

これぞプロはというと、ハザマカンペ さんでしょう。